01 / 投影としての図面

図面は、問いに答える。

平面図は、隣接、動線、境界、スケールを説明します。断面図は垂直方向の関係を説明する。3Dは容積と囲われ方を読みやすくする。面積表は数量についての問いに答えます。

どれも建築の全体ではありません。設計、調整、承認、施工という、それぞれの行為のためにつくられる投影です。

02 / 一つの原本

関係は一度だけ保存し、必要な表現を導く。

室、境界、開口が複数の表現へ手作業で複製されると、変更のたびに整合性の問題が生まれます。平面は最新でも面積表が古い。3Dでは直した開口が図面には反映されていない。

目標は、表現を減らすことではない。競合する原本を減らすことです。

.muroはレベル、空間、境界、開口、その関係を一つの原本に保持します。ビルドが、その原本を検査するために必要な表現をつくります。

03 / ビルド

空間の記述から、座標を持つ形状へ。

ビルドは参照を実寸の位置へ解決し、隣接する空間の共有辺を見つけ、できた境界へ開口を配置します。そこから平面形状、3Dの囲い、集計、チェックを導出できます。

.muroの原本
  → 参照を解決
  → 共有境界を導出
  → 開口を配置
  → 平面 + 3D + 集計 + チェックをビルド

この工程で起きる失敗も、有用な情報です。原本に書いた関係を一貫した形状にできないなら、一枚の図面に矛盾を隠すのではなく、原本へ戻して報告できます。

04 / 精度

座標は証拠になる。最初の一文ではなくなる。

生成することは、曖昧にすることではありません。出力には座標、寸法、面積、明示的な形状があります。それらを、生み出した空間の原本と照合して検査できます。

これがKoyuの中心にある反転です。関係は編集可能な原本。座標は正確で再現可能な出力。原本を変え、ビルドを実行し、影響を受けたすべての投影を一緒にレビューします。